ニュース 金融 作成日:2018年8月20日_記事番号:T00078793
18日午前7時ごろ、台湾全土の銀行の現金自動預払機(ATM)2万台余りで、他行への振り込みや現金引き出しなどができなくなるトラブルが発生。約2時間後の午前9時過ぎに全面復旧した。銀行間ATMネットワークの運営会社、財金資訊(ファイナンシャル・インフォメーション・サービス、FISC)は、ソフトウエアの問題でIBMのIMS(メーンフレーム管理システム)に異常が発生したことが原因と説明。ハッカー攻撃ではなく、預金の損失などはないと強調した。19日付工商時報などが報じた。
財金資訊は、システム中断で影響のあった取引を調べているが、週末朝のトラブルだったため件数は少ないはずだと説明。また、今後はソフトウエアの維持管理を強化し、システムの安定性向上に努めると表明した。
金融監督管理委員会(金管会)はFISCに対し1週間以内に報告書を提出するよう命じており、報告書の内容により関係者の処分を決定する方針だ。
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