ニュース 電子 作成日:2018年8月21日_記事番号:T00078805
マッコーリーキャピタル証券の廖光河・半導体アナリストはこのほど、アップルのスマートフォン用次世代プロセッサー「A13」は台湾積体電路製造(TSMC)の受注が確実で、来年下半期より業績貢献が見込めるとの予測を示した。統合ファンアウト型ウエハーレベルパッケージ(InFO-WLP)技術の導入により、ライバルのサムスン電子をリードしているほか、インテルの10ナノメートル製造プロセスによる生産が遅れていることなどが理由だ。21日付工商時報が報じた。
アップルのスマホ用プロセッサーについては、従来よりTSMCとサムスンが生産の受注を争ってきたが、「A10」以降はTSMCの受注比率が拡大。「A11」「A12」は同社が独占受注したとされる。
次世代の「A13」プロセッサーについても既に昨年、ドイツ証券の周立中・半導体産業アナリストが、TSMCが独占受注し、2019年より試験生産に入るとの見通しを示していた。
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