ニュース 電子 作成日:2018年8月21日_記事番号:T00078806
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)は20日、臨時株主総会を開き、中国子会社の和艦科技(HJTC、江蘇省蘇州市)の上海証券取引所でのA株上場計画を承認した。劉啓東UMC財務長は「速やかに申請を行う」と説明した。21日付工商時報などが伝えた。
UMCは和艦科技を上場主体とし、IC製造の聯芯集成電路製造(福建省アモイ市)やIC設計の聯暻半導体(山東省)などの中国での株式上場を目指す。
UMCは台湾の8インチ工場の拡張が難しいため、和艦の上海上場で資金を調達し、中国で8インチ生産能力の拡大に充てる考えだ。UMCは「A株上場は中国子会社がより良い人材を集め、資金調達問題を解決するためだ」と説明した。
和艦科技は上場による資金調達後、工場拡張に着手し、生産能力を現在の月間6万4,000枚から来年末には7万7,000枚に引き上げる。聯芯も生産能力を月1万7,000枚から来年末までに2万5,000枚に増強する。
UMCは8インチ工場がフル稼働状態で、受託生産価格を引き上げてもなお、顧客の需要に十分対応できていない。UMCは顧客を絞り込まざるを得ず、川下では自発的にUMCへの発注価格を引き上げる動きもみられるという。
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