ニュース 金融 作成日:2018年8月21日_記事番号:T00078816
中央銀行(中銀)が20日発表した第2四半期の国際収支によると、金融収支は126億4,000万米ドルの純流出だった。32四半期連続の純流出となり、過去最長を更新した。21日付工商時報が伝えた。
特に証券投資で純流出が218億8,000万米ドルと目立った。うち、台湾人による対外証券投資による純流出は153億9,000万米ドルだった。
ただ、台湾への直接投資には回復の兆しが見られた。台湾人による対外直接投資は23億7,000万米ドル、外資による台湾への直接投資は31億6,000万米ドルで、直接投資に関しては7億9,000万米ドルの黒字が生じた。黒字は1年半ぶりとなる。
旅行収支は台湾人の旅行支出が過去2位の49億9,000万米ドルに対し、台湾を訪れる外国人による旅行収入は30億8,100万米ドルで、赤字は19億900万米ドルだった。
中銀は「証券投資の資金移動は短期で急速なのに対し、直接投資は安定性が高い資金であり、一般的に直接投資は証券投資よりも金融の安定に有利だ」と指摘した。
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