ニュース 電子 作成日:2018年8月22日_記事番号:T00078831
スマートフォンのインフィニティディスプレイ(狭額縁設計)採用が増える中、タッチコントローラICとドライバICを統合した「TDDI」のCOF(チップ・オン・フィルム)実装を手掛ける頎邦科技(チップボンド・テクノロジー)と南茂科技(チップモス・テクノロジーズ)はCOF生産能力が供給不足で、9月にCOF実装価格を5~10%引き上げる見通しだ。COF実装価格の引き上げは今年2度目となる。22日付自由時報が報じた。
チップボンドは米アップルのスマホ「iPhone」向けにドライバICを供給する顧客を抱えており、スマホ需要期でCOF実装の受注が急増している。
チップモスの顧客は、生産能力を確保するため相次いでチップモスと3年など長期契約を交わしている。チップモスはCOF実装の需要増を受け、今年の売上高に占める設備投資額の割合を従来の15~20%から25%に引き上げる見通しだ。
なお液晶ドライバIC大手、聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)は、第2四半期のTDDI出荷量が4,000万セットと従来予想を30%以上上回った。ノバテックはファウンドリーの生産能力を十分確保しているため、下半期の出荷量も拡大し、今年通年で1億セットに達する見通しだ。
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