ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年8月22日_記事番号:T00078840
ジャガー・ランドローバー(JLR)の台湾支社、台湾捷豹路虎(JLR台湾)は21日、「レンジローバー」と「レンジローバー・スポーツ」の2018年モデルの予約キャンペーンを開始した。うちレンジローバーの「SCV8オートバイオグラフィー」モデルは価格が747万台湾元(約2,700万円)と前モデルの1,075万元から328万元、30%以上の大幅な引き下げとなった。正式発表は9月下旬で、10月より納車を開始する予定だ。22日付工商時報が報じた。
レンジローバー・スポーツ。内装・外装共に進化した(JLR台湾リリースより)
新モデルの価格は、レンジローバーの入門車種「TDV6 HSE」モデルも409万元と前世代の635万元から一気に226万元、35%値下げした。
JLRは今年4月にJLR台湾を設立し、販売代理権を回収して直営に切り替えた。これにより生じたコスト面でのメリットを生かし、価格を見直した。
JLR台湾の今年の販売台数目標は3,000台だが、1~8月累計の実績は607台どまりだ。今年は台湾景気に陰りが見える他、11月の統一地方選挙などの影響が懸念されることも、大幅な値下げに踏み切った一因と観測されている。
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