ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年8月22日_記事番号:T00078841
自動車大手、裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)傘下の独自ブランド、納智捷(ラクスジェン)のSUV(スポーツ用多目的車)「U5」の電気自動車(EV)版「U5 EV+」がこのほど、中国工業信息化部(工信部)の審査を通過したことが明らかとなった。これにより同車種は、急成長する中国のEV市場で年内にも発売される可能性がある。22日付工商時報が報じた。
ラクスジェンについては先ごろ、SUV「U7」の中国販売を停止することが明らかとなり、市場では同ブランドの先行きを懸念する声が上がっている。ただ、「U7」は発売後7年と、一般的な乗用車のライフサイクルとされる4年を大きく過ぎており、販売停止はその段階的役割を終えたためと工商時報は指摘。裕隆グループの幹部は、市場観測に腹立たしさを抱えているようだ。
一方でラクスジェンは今後も、5年で10車種を投入する「510戦略計画」を予定通り進める方針で、世界最大のEV生産・販売市場となっている中国における「U5 EV+」投入に向けて着実に準備を進めているとみられる。
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