ニュース 金融 作成日:2018年8月22日_記事番号:T00078846
金融監督管理委員会(金管会)は21日、金融業界によるフィンテックへの投資額が今年は124億7,000万台湾元(約450億円)に達し、初めて100億元の大台を超えるとの見通しを明らかにした。昨年(78億5,000万元)に比べると59%の伸びに相当する。22日付経済日報が伝えた。
金管会は、ブロックチェーン、人工知能(AI)、ビッグデータなどの技術やビジネスモデルが国際的に急速に発展したことや、モバイル機器の普及が進んだことで、金融業のフィンテック関連投資が大幅に増えたと指摘した。
今年のフィンテック投資は、銀行業界が98億1,000万元、証券・先物業界が10億9,000万元、保険業界が13億1,000万元と見込まれる。
また、昨年の金融業とフィンテック企業の業務提携件数は、▽決済、127件▽ビッグデータ、59件▽技術、59件▽情報セキュリティー、50件▽クラウドサービス、40件──の順だった。
一方、昨年のフィンテック関連の特許出願件数は651件で、うち341件が認可された。大半が銀行による出願だった。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722