ニュース 社会 作成日:2018年8月22日_記事番号:T00078851
古い町並みが残り、大ヒットを記録した台湾映画『艋舺(MONGA)』の舞台となったことで知られる台北市万華地区・剝皮寮に設置されたマンホールのふたの図案に盗用疑惑が持ち上がっている。作家の水瓶子氏が、台湾在住の日本人作家、栖来ひかり氏から山口市の商店街にあるものとそっくりと指摘されたことを受けてフェイスブック(FB)上で告発した。22日付蘋果日報が報じた。
山口市のマンホールは、毎年8月に開催される「七夕ちょうちん祭り」をモチーフにしたもので、吊り下げられた多数のちょうちんを浴衣を着た親子連れが見上げるという構図となっており、栖来氏によると1987年には設置されていたそうだ。
一方、剝皮寮のマンホールは2007年に設置され、山口市のものと図案がほぼ完全に一致している。水瓶子氏は、剝皮寮近くには盛大にちょうちんが灯されることで知られる龍山寺があり、モチーフは間違いないが、盗用の度が過ぎると指摘。「恥ずかしいとしか言いようがない」とコメントした。
なお剝皮寮のマンホールは、台湾各地の歴史的建造物の修復や町並みの整備の権威として知られる徐裕健建築師事務所が設置を手掛けた。取材に対し事務所関係者は「(管理機関の)台北市に説明した。そちらで確認してほしい」とのみ答えた。
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