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エンテロウイルス感染症、先週の重症患者23人


ニュース 社会 作成日:2008年6月4日_記事番号:T00007886

エンテロウイルス感染症、先週の重症患者23人


 エンテロウイルスによって引き起こされる感染症(腸病毒)が南部を中心に流行しており、行政院衛生署疾病管制局によると、先週報告された重症患者は23人で、週単位では最高を記録した。4日付中国時報が伝えた。

 行政院は感染が6月末にピークを迎えるとみており、今後5人目の死亡症例が明らかになった場合、関連官庁による指揮センターを設置し、感染拡大防止に全力を挙げる方針だ。

 疾病管制局によると、重症症例23人の内訳は、南部では、▽台南県、6人▽高雄県・屏東県、2人▽高雄市・台南市・雲林県、1人。中部では▽彰化県、3人▽台中県・台中市、2人▽南投県、1人。北部では、▽宜蘭県・桃園県、1人──となっている。感染は徐々に中部に拡大する兆しを見せている。重症患者はいずれも5歳以下の幼児で、原因はエンテロウイルス71型だった。23人のうち17人は退院済みで、4人が集中治療室で現在も治療を受けている。

 3日正午現在で、エンテロウイルス感染症の確定病例は136件で、過去10年の同じ時期で最高を記録した。