ニュース その他製造 作成日:2018年8月23日_記事番号:T00078870
製靴最大手の宝成国際集団(PCG)傘下、宝成工業の詹陸銘董事長は22日、ミャンマー工場の第3期拡張計画を始動させると表明。計画が完了すれば、同工場のアディダス向けスポーツシューズ月産能力は現在の40万足から90万足へ、大幅増強となる見通しだ。なお拡張計画に合わせ、ミャンマー工場に対し4,763万米ドルの増資が行われた。23日付工商時報が報じた。
詹董事長(左2)はミャンマーへの社会貢献として、5万人に1人の難病を患う11歳の少女を台湾に招き治療を受けさせる(22日=中央社)
PCGのミャンマー工場は2015年第3四半期末に稼働。アディダスシューズの月産能力目標は当初30万足だったが、今年初めに40万足に増強。同国から欧州向け輸出には関税優遇措置が受けられるため、今後も拡充を継続する方針だ。
またPCGは、インドネシアにおける4カ所目の生産拠点としてチアンジュール県に工場を新設し、ナイキ向けスポーツシューズの生産を行っている他、サロモン向けシューズの生産を担うカンボジア工場でも生産能力の拡充を続けている。
PCGの今年上半期の国・地域別生産量比率は、▽ベトナム、46%▽インドネシア、37%▽中国、15%▽その他(ミャンマー、カンボジア、バングラデシュなど)、2%──となった。
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