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雲林麦寮の風力発電計画、環評大会が却下


ニュース 公益 作成日:2018年8月23日_記事番号:T00078873

雲林麦寮の風力発電計画、環評大会が却下

 行政院環境保護署(環保署)は22日、環境影響評価委員会大会(環評大会)を開き、雲林県麦寮郷の風力発電計画を却下し、追加書類の提出を求めた。初審段階では認可が答申されていただけに、却下は予想外だ。23日付工商時報が伝えた。

 同事業はドイツのwpd傘下の「新瑞風電公司」が計画しているもので、既に雲林県政府との間で2,000億台湾元(約7,200億円)規模のグリーンエネルギー分野での提携覚書が結ばれている。計画では風力発電機23基を設置し、総出力は52.9~96.6メガワット(MW)となる予定だ。

 この計画では、1回目の初審で鳥類保護の問題のため第2段階の環境影響評価に入る可能性も浮上したが、2回目の初審では認可が答申されていた。

 しかし、22日の環評大会では予定地が濁水渓の流域に位置するため、川流への悪影響に関する追加書類が新たに求められた。