ニュース その他分野 作成日:2018年8月23日_記事番号:T00078875
行政院主計総処が22日発表した7月失業率は、前月比0.11ポイント上昇の3.81%となり、過去11カ月で最も悪かった。しかし7月としては過去18年で最も低い数値で、就業状況は安定して推移しているもようだ。23日付工商時報が報じた。
7月の失業者数は45万3,000人で、前月比1万4,000人(3.15%)増加した。就業者数は1,144万3,000人で、2万5,000人(0.22%)増加した。労働参加率は59.09%と、0.17ポイント上昇した。過去24年で最高だった。
ただ7月就業者数の前年同月比増加数は8万3,000人と、3年連続で10万人を割り込んでいる。国勢普査(国勢調査)処の潘寧馨副処長は、製造のオートメーション化、人工知能(AI)の導入により、人材需要が減少していると指摘した。
なお、労働部労働力発展署(労発署)が運営する求人ポータルサイト「台湾就業通」の統計によると、紡織業の7月の新規求人件数は2,460人、1~7月累計では1万4,421人と前年同期比13.1%増加、それぞれ過去13年で最多を記録した。スポーツブームによる機能性衣料などの需要の高まりが理由のようだ。
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