ニュース 電子 作成日:2018年8月24日_記事番号:T00078884
米クアルコムは、年内に7ナノメートル製造プロセスを採用した、第5世代移動通信(5G)対応のモバイル端末用チップをリリースすると明らかにした。最新の「スナップドラゴン855」とみられる。TSMCの7ナノプロセスでウエハー投入を開始しているもようで、来年上半期に量産に入ると予想されている。24日付工商時報が報じた。
クアルコムのクリスティアーノ・アモン社長は、最新チップを搭載したスマートフォンが来年上半期に発売されると明らかにした。
スマホ業界では、中国の聯想集団(レノボ)が世界で初めて5Gスマホを発売すると表明しており、スナップドラゴン855を採用するとみられている。サムスン電子や小米集団(シャオミ)なども同チップを採用する見通しだ。
なおTSMCは7ナノプロセスで、米半導体大手、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が年内にリリース予定のサーバー向けプロセッサー「EPYC」の新モデル「Rome」と、グラフィックスプロセッサー(GPU)「Vega20」も受注したもようだ。AMDが提携するグローバルファウンドリーズ(GF)の進捗(しんちょく)が遅れ、TSMCに発注を切り替えたとされる。
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