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鴻海、米国で半導体参入へ


ニュース 電子 作成日:2018年8月24日_記事番号:T00078886

鴻海、米国で半導体参入へ

 鴻海精密工業は米国投資プロジェクト「フライング・イーグル計画」で半導体に参入する計画だ。24日付経済日報が報じた。

 外電の報道によると、鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長の胡国輝(ルイス・ウー)特別助理は、米ウィスコンシン州で建設中の液晶パネル工場について、来年末までに2,000人の従業員を雇用、2020年末までに生産ラインを設置し、23年に1万3,000件の就業機会創出を達成したいと説明。従業員は1割が組み立て員、9割が8Kディスプレイ技術や第5世代通信(5G)と関連のある人工知能(AI)などの技術の研究開発(R&D)要員などとし、次世代ディスプレイや先端の半導体技術の分野で米国の学者や研究開発機関と提携したいと表明した。

 鴻海はまた、同工場で自動運転、ロボット、健康・医療などの分野も強化する構えだ。

 なお鴻海グループが約30%出資する台湾最大の光学レンズモジュールメーカー、中揚光電は23日、台湾証券交易所(台湾証券取引所、TWSE)に上場申請を行った。早ければ第4四半期に実現する見通しだ。