ニュース 電子 作成日:2018年8月24日_記事番号:T00078895
インターネットセキュリティーソフト大手のトレンドマイクロ(趨勢科技)によると、今年上半期、全世界で100万件以上のデータが盗み出される情報漏えい事件が15件起きた。昨年下半期(9件)に比べ、大規模な情報漏えい事件が増加している。24日付工商時報が伝えた。
同社のリック・ファーガソン副総経理(グローバルセキュリティー研究担当)は23日、企業の情報セキュリティーに関するフォーラムで、「今年上半期は悪意あるマイニング(採掘)ソフトが企業のシステムに影響を与えるケースが増えている」と指摘した。
今月初めには、台湾積体電路製造(TSMC)がランサムウエア(身代金要求型ウイルス)「WannaCry(ワナクライ)」の影響で生産設備がストップしたばかりだ。
トレンドマイクロは「情報セキュリティーに対する意識を確立するだけでなく、実際にセキュリティー措置を講じることが重要だ。発生確率が低いとして軽視されがちだが、モノのインターネット(IoT)時代の到来で企業は高リスクにさらされている」と呼び掛けた。
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