ニュース 運輸 作成日:2018年8月24日_記事番号:T00078902
台中市政府交通局によると、同市の東西を結ぶ予定の台中MRT(都市交通システム)藍線の起点を、従来の台湾鉄路(台鉄)海線の沙鹿駅から台中港に変更する計画の実行可能性調査(フィージビリティースタディー)報告が交通部の審査を終え、22日に行政院に提出された。行政院は今年4月、変更計画に同意を与えていた。24日付自由時報などが報じた。
MRT藍線は台湾大道の地下を通る、台中市の重要な東西幹線となる(23日=中央社)
台中港への延伸によって、MRT藍線は全長26.2キロメートルと従来計画よりも4.9キロメートル長くなり、駅は全18駅と3駅増える。高架駅、地下駅が各9駅。開通すれば市中心部から台中港までの所要時間が現在の90分から45分に短縮される。1日当たり延べ24万3,200人、ピーク時に1時間当たり延べ4万1,400人の利用を見込む。
総工費は981億4,900万台湾元(約3,600億円)で、中央政府が452億7,900万元、台中市が127億7,100万元を負担する。用地費用は34億400万元、受益者負担額は366億9,500万元に上る。
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