ニュース その他製造 作成日:2018年8月24日_記事番号:T00078903
経済部統計処が23日発表した7月の工業生産指数は109ポイントで、前月比0.95%上昇、前年同月比4.43%上昇した。うち製造業生産指数は108.54ポイントで、前月比0.48%上昇、前年同月比5.01%上昇した。いずれの生産指数も同月として過去最高を記録した。統計処の王淑娟副処長は、新技術の応用拡大や、モバイル装置の需要増加の他、従来型産業の安定成長が理由と分析した。24日付経済日報などが報じた。
製造業生産指数のうち、電子部品業は107.85ポイントで、前月比1.87%下落、前年同月比3.32%上昇した。そのうち半導体業は103.33ポイントで、前月比7.18%下落、前年同月比1.96%上昇した。前年同月比プラス成長は10カ月連続。液晶パネル業は120.44ポイントで、前月比4.8%上昇、前年同月比0.85%上昇し、5カ月ぶり前年同月比プラス成長に転じた。王副処長は、大型パネルは需要期入りで、小型パネルはモバイル端末新製品向けで出荷が増えたと指摘した。
機械設備業は123.51ポイントで、前月比4.94%下落、前年同月比12.12%上昇。ベースメタル業は107.84ポイントで、前月比3.79%上昇、前年同月比4.66%上昇した。いずれも同月の過去最高を記録した。
経済部は、第3四半期も製造業の生産は成長するが、成長幅は縮小すると予測した。王副処長は、米中貿易摩擦や為替変動、地政学的リスクなどの影響を注視すると述べた。
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