ニュース 建設 作成日:2018年8月27日_記事番号:T00078920
通信キャリア最大手、中華電信は台北市南港区など市内2カ所および新北市三重区に保有する土地にスマート型オフィスビルを計3棟建設する計画だ。同社子会社の光世代建設開発(ライト・エラ・デベロップメント)が開発を主導する。この他、台北市万華区など市内2カ所および新北市に社会住宅(賃貸専用の公営住宅)を建設する。合計投資額は70億~80億台湾元(約250億~290億円)に上る見通しだ。27日付工商時報が報じた。
南港区のオフィスビルは23階建てで、来年第1四半期に着工。工期は3年半で投資額は20億元あまりとみられる。新北市のビルも来年着工する見込みだ。
この他中華電信は台湾の次世代テクノロジーの最重要研究開発(R&D)拠点と位置付けられる桃園市の「アジア・シリコンバレー創新研究開発園区」の開発に120億元の投資を行うことを決めており、同社の土地開発事業への投資額は200億元に迫る見込みだ。
光世代建設開発の陳光雄董事長は、オフィスビルと桃園市での開発事業について、主にベンチャー企業や台湾域内および海外のR&Dセンターが入居することになると説明。イノベーションとR&Dの新たな重要拠点として、台湾独自の新興産業エコシステム形成を促したいと抱負を述べた。
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