ニュース 運輸 作成日:2018年8月27日_記事番号:T00078925
台湾を訪れる中国人観光客が減少し、中台間の航空便の利用客が年々減少。今年は11月の台湾で統一地方選が予定されているため、中国人客はさらに減少しそうだ。それに伴い、中台路線では減便も見込まれる。27日付経済日報が伝えた。
交通部の統計によれば、今年上半期に台湾から中国に向かった旅客は204万人だったが、台湾を訪れた中国人旅行客は131万人にとどまった。
中台路線でも北京、上海、広州、深圳線はビジネス客の需要で好調だが、「二線都市」「三線都市」と呼ばれる主要地方都市の場合、団体旅行客が中心で、訪台する中国人客の数は中国側の政策で左右される。中台間の直航便は2015年の週720便をピークに今年は週600便前後まで減少する見通しだ。
航空業界関係者は「二線都市は機種の調整で対応できる。三線都市は十分な利用客がなければ、見直しがあり得る」と話した。
中台関係の冷え込みで、航空当局間の交渉も2年余りにわたりストップしている。また、台湾と諸外国との航空協定交渉にも影響が出ている。
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