ニュース 電子 作成日:2018年8月28日_記事番号:T00078935
受動部品大手、華新科技(ウォルシン・テクノロジー)は27日、積層セラミックコンデンサー(MLCC)の供給不足は2020年になっても解消せず、20年に供給不足がさらに深刻化するとの見通しを示した。ウォルシンは、受動部品は第5世代移動通信(5G)関連向けの需要が今後大幅に増加し、需要量は4G関連向けから倍増するとみている。28日付経済日報が報じた。
ウォルシンの顧立荊総経理は、受動部品は▽生産設備の納期が長いこと▽原材料不足▽人材不足──によりMLCCを中心に供給逼迫(ひっぱく)が長期化、常態化するとの見方を示した。
このため、同社は年内にMLCCを中心に生産能力を15~20%増強し、来年も生産拡大を続ける計画だ。
また同社は、既に5G関連向けを開拓しており、今後の需要増に対応できるようにすると表明した。
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