ニュース 金融 作成日:2018年8月28日_記事番号:T00078947
クレジットカード大手のビザとマスターカードは、台湾の金融機関に対し、磁気ストライプのみのクレジットカードの発行を取りやめるよう求めている。28日付経済日報が伝えた。
ビザは今年10月1日から、マスターカードは来年4月12日から、それぞれICチップ、近距離無線通信(NFC)、磁気ストライプの3方式を搭載したクレジットカードの発行を要求。磁気ストライプのみのクレジットカードは依然全体の5%以下、約100万枚が使われているとみられる。
大手銀行は既に磁気ストライプのみのクレジットカードは発行していないが、小規模銀行は現在も発行を続けている。これらの銀行は、第4四半期から来年上半期にかけ、ICチップとNFC機能付きクレジットカードへの切り替えを行うとみられる。二大クレジットカードブランドからの切り替え要求に罰則はないが、銀行側は従わざるを得ない見通しだ。
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