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高雄市に集中豪雨、停班停課に


ニュース 社会 作成日:2018年8月28日_記事番号:T00078956

高雄市に集中豪雨、停班停課に

 前線に西南からの湿った空気が流れ込んだ影響で、高雄市と屏東県では27日夜から豪雨となり、高雄市は28日午前6時、公共機関と学校を休みとする「停班停課」の措置を発表した。

/date/2018/08/28/17heavyrain_2.jpg高雄市新興区では多くの道路が冠水し、通行止めとなった(28日=中央社)

 中央社によると、高雄市の28日午前7時までの24時間雨量は340ミリに達した。鳳山区が最多で、苓雅区、三民区、新興区なども300ミリを超えた。鳳山区と新興区では1時間当たりの雨量が80ミリを超えた。

 集中豪雨によって、市内各地で冠水が起きた。水位は鳳山区の埤北路、大埤路一帯で60センチメートル、仁武区仁光街で80センチ、鼓山区の鼓山三路や裕明街では約1メートルに達した。

 高雄市では23日の熱帯低気圧による豪雨に続く大雨となった。道路の冠水や一部損壊などによって通行止めなどの影響が続いており、高雄市に住む50代の日本人男性はワイズニュースの取材に対し、「27日に台南から高雄まで車を運転した際、通常40分のところが3時間かかった」と話した。

 中央気象局は、28日と29日は西南からの湿った空気の影響で各地で不安定な天気が続き、中南部や東南部で局地的な豪雨や大雨に見舞われる可能性があるが、30日には太平洋高気圧の発達により天気は回復すると予測を示した。