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即席めん販売が拡大、今年は90億元に


ニュース 食品 作成日:2008年6月4日_記事番号:T00007897

即席めん販売が拡大、今年は90億元に


 ここ数年縮小が続いていた即席めん市場は、昨年下半期からの販売価格の値上げによって今年は成長に転じ、販売総額は90億台湾元(約312億円)以上となる見通しだ。4日付工商時報が報じた。
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 台湾即席めん市場の販売総額は、2003年に100億元を超えたが、昨年は88億元まで落ち込んだ。昨年下半期から各メーカーが相次いで値上げを実施したことことを受け、今年1~4月の販売総額は前年比8%増となった。ただ、1~4月の製品の販売単価は10%上昇しているものの、販売数自体は減少している。

 即席めんで台湾最大手の統一企業(ユニプレジデント)は、1~4月の売上成長率が20%に達した。4月に販売価格を20~25%値上げしたものの、販売量も7%上昇した。通年の売上高は55億元の見通しだ。  

 康師傅は、今年は売上高10億元を目標とする。即席カップめん市場を好感しており、きのう3日、「Qカップ」の新製品を発売した。即席カップめんの市場シェアは現在25%だが、3年以内に40%まで引き上げ、売上高5億元としたい考えだ。