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光ファイバー敷設計画、台北市で始動


ニュース 建設 作成日:2008年6月4日_記事番号:T00007898

光ファイバー敷設計画、台北市で始動

 
 台北市の「光ファイバーネットワーク建設計画」が始動した。現在上下水道やガス、電気などのインフラ供給経路を、通信業者の光ファイバーネットの敷設に利用することを検討中で、同市では光ファイバー普及率を2年以内に85%まで高めたい考えだ。上下水道管の利用案が決まれば、光ファイバー敷設にかかる総経費は約10億台湾元(約34億6,000万円)となる見通しで、台湾大哥大(タイワン・モバイル)、索尼通訊(So-net)が興味を示しているとされる。4日付経済日報が報じた。

 現在、内政部営建署は台湾全土に6,000キロメートルにおよぶ光ファイバーネットワークを敷設する計画を進めているが、台北市は「道路を掘り返す必要があり、当市には合わない」という理由で参加していない。

 このため台北市は営建署から800万元の補助金を受け、最適な方法を探るため先ごろ、「光ファイバーネットワーク建設計画」のコンサルティングチーム選定の競争入札を行った。しかし流札となり、近日中に条件を改めて再度実施する予定だ。 

 落札したコンサルティングチームが、雨水あるいは汚水用上下水道、ガス、電気などの中から最も適切なネットワークを選択することになるが、現在のところ、汚水用の下水道に決まる可能性が高という。