ニュース 電子 作成日:2018年8月30日_記事番号:T00078989
液晶パネル大手、友達光電(AUO)の彭双浪(ポール・ポン)董事長と群創光電(イノラックス)の洪進揚董事長は29日、下半期は旺盛な需要が続くとの一致した見方を示した。30日付自由時報が報じた。
タッチ台湾2018の会場に姿を見せた彭AUO董事長(左)。同社は12.1インチマイクロLEDディスプレイなどの最新技術を展示している(29日=中央社)
AUOの彭董事長は、昨年の下半期以降、テレビ、携帯電話用パネルの価格が低下し、ブランドが販促をしやすくなった他、今年はスポーツ大会の効果があり、下半期の需要が旺盛だと説明。携帯電話用パネルの出荷の伸びがやや小さいが、テレビ、IT(情報技術)製品向けなど主要製品の出荷は昨年同期より伸びていると明らかにした。
イノラックスの洪董事長は、パネルの在庫が健全な水準に戻り、7月以降、23.6、40、43インチなど50インチ以下のテレビ用パネルの価格が上昇に転じているため、第3、4四半期は収益が改善すると予想した。イノラックスの第2四半期純損益は内部留保課税の計上が原因で19億3,300万台湾元(約70億円)の赤字だった。
両社は同日開幕したスマートディスプレイとタッチパネルの展示会「タッチ台湾2018」で、ミニLED(発光ダイオード)、マイクロLED関連製品を展示している。両社とも、ミニLEDパネルはコスト面で韓国、中国メーカーが注力する有機EL(OLED)パネルに勝てると自信を示した。
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