ニュース 電子 作成日:2018年8月30日_記事番号:T00078990
業界観測によると、米アップルの関係者が最近、液晶パネル大手の友達光電(AUO)と発光ダイオード(LED)最大手の晶元光電(エピスター)を訪問したもようだ。両社が開発を進めるミニLED、マイクロLED技術を理解する目的で、スマートフォン「iPhone」次世代機種に搭載するディスプレイへの採用を検討しているとみられる。30日付経済日報が報じた。
観測についてAUOの彭双浪(ポール・ポン)董事長は「知らない」とコメント。エピスターはノーコメントとした。
iPhoneを含むアップル製品のパネルの大半は、韓国のサムスンディスプレイ(SDC)、LGディスプレイ(LGD)や日本のジャパンディスプレイ(JDI)が供給してきた。実際に採用が決まれば、アップルのパネル供給網に、台湾メーカーが食い込むことになる。
AUOは第4四半期にミニLEDパネルの量産を開始する見通しだ。ただミニLEDはマイクロLEDに移行する前の過渡期の技術と位置付けられており、業界ではアップルはマイクロLEDで台湾メーカーと提携するとの見方が出ている。
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