ニュース 機械 作成日:2018年8月30日_記事番号:T00078997
航空機・部品メーカーの漢翔航空工業(AIDC)は29日に開幕した台湾機器人智慧自動化展(台湾オートメーション・インテリジェンス&ロボット・ショー、TAIROS)で、自動化システムの盟立自動化(Mirleオートメーション)、工業技術研究院(工研院)と共同開発した航空宇宙クラスの高精度加工ロボットアームを初めて公開した。30日付経済日報が報じた。
漢翔の廖栄鑫董事長は、同社はこれまで航空宇宙部品の加工にハイエンド5軸加工機を使用してきたが、1台当たりの調達価格が4,000万~5,000万台湾元(約1億4,600万~1億8,200万円)に上っていたと指摘。新たに開発した高精度加工ロボットアームは1台当たり500万~600万元で、設備コストを60%以上削減でき、競争力向上につながると説明した。
廖董事長は、既に同ロボットアームを8台購入しており、今後も調達を増やすと表明。同社の製造のスマート化を加速できると期待感を示した。
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