ニュース 商業・サービス 作成日:2018年8月30日_記事番号:T00079000
老舗の牛肉乾(ビーフジャーキー)店、馥御食品企業の台北市大安区和平東路二段にある旗艦店が、本業以外での投資の失敗によって9月に競売に掛けられることになった。馥御側は競売を望んでおらず、債権者のDBS銀行(星展銀行)と交渉中だ。30日付蘋果日報が報じた。
馥御食品は企業登記は1991年ながら、台湾土産としても有名なビーフジャーキーの50年以上続く老舗店で、オーストラリアの契約牧場から提供される牛の肩肉のみを使用して製造し、肉質の良さが評価を受けてきた。旗艦店を含め、台北101や桃園国際空港などに8店を展開している。
しかし、投資の失敗で借金が9,000万台湾元(約3億2,800万円)に膨らみ、旗艦店が9月13日に競売に掛けられることが決まった。投資の詳しい内容について、2代目経営者の劉偉任総経理は言及を避けている。
旗艦店は面積66.96坪で、入札の最低制限価格は1億203万元。既に国税局から売却などの処分禁止を命じられた。なお、同店の営業は現在も通常通り行われている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722