ニュース 社会 作成日:2018年8月30日_記事番号:T00079008
29日夜、台北都市交通システム(MRT)板南線の列車内で、中年の女が果物ナイフを持っているのが見付かり、乗客が逃げ惑う騒ぎがあった。女は警察官らに取り押さえられ、恐嚇公衆罪で書類送検された。30日付聯合報などが報じた。
押収された果物ナイフ。多くの市民にとって、4年前の無差別殺傷事件の記憶はまだ鮮明だ(29日=中央社)
昨夜午後7時28分ごろ、頂埔方面行きの列車が台北市の西門駅~龍山寺駅間を走行中、中年の女が刃渡り約21センチメートルの果物ナイフを持っているのを他の乗客が見付けた。乗客が「刃物を持っている」と大声を上げると、他の大勢の乗客があわてて前後の車両に逃げた。女はすぐにナイフをポケットにしまったが、同じ車両に乗っていた台北市政府警察局の警察官と乗客らに取り押さえられた。警察官は逮捕の際、女のナイフで右足に軽いけがを負った。女は精神疾患を患っている疑いがあるという。
この騒ぎで、列車の乗客800人が龍山寺駅で下車させられ、次の列車に乗り換えた。
台北MRT板南線では2014年5月、鄭捷・元死刑囚(16年5月執行)により、ナイフで4人刺殺、22人が負傷する無差別殺傷事件が起きた。
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