ニュース 電子 作成日:2018年8月31日_記事番号:T00079012
米半導体大手マイクロン・テクノロジーは30日、米バージニア州の工場拡張に30億米ドルを投じると発表した。DRAMとNAND型フラッシュメモリーの生産能力を増強する計画で、来年第3四半期の完成、2020年上半期の量産開始を予定している。DRAMとNANDフラッシュの価格が下落し、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)など台湾メーカーが影響を受けると懸念されている。31日付経済日報が報じた。
市場では、DRAM世界3位のマイクロンの投資表明を受け、最大手のサムスン電子、2位のSKハイニックスがDRAMの増産計画を加速させ、需給バランスが崩れ価格が下落するとの懸念が浮上している。また、マイクロンはNANDフラッシュ市場で世界4位につけており、来年から同製品の価格下落に拍車がかかる見通しだ。
一方、マイクロンはNOR型フラッシュメモリーの生産を縮小するとみられ、台湾の華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)と旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル、MXIC)が恩恵を受けると予想されている。
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