ニュース 電子 作成日:2018年8月31日_記事番号:T00079017
中小型液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)の林盛昌総経理は30日、スマートフォン用パネルは競争が激しく、利益獲得の余地が大幅に縮小しており、今後は車載用や電子ペーパー用に注力するとの方針を示した。車載用はミニLED(発光ダイオード)バックライトの投入によってシェア拡大を目指す。31日付経済日報が報じた。
林総経理(右2)は、EV向けパネルの商機に期待感を示した(30日=中央社)
林総経理はミニLEDについて、計器盤用パネルに適しており、小型有機EL(OLED)よりも安価だと指摘した。中華映管は日本、中国、欧州の自動車メーカーから、12.3インチの計器盤用パネル、10.25インチのコンソールパネルを受注している。また、電気自動車(EV)向けに15.6インチパネルを生産している。
同社の今年の車載用パネル出荷枚数は1,400万枚に上る見通しで、来年は1,500万枚を目標にしている。
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