ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年8月31日_記事番号:T00079019
台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)は30日、充電出力400キロワット(kW)の電気自動車(EV)用急速充電器の開発について、米エネルギー省から助成金を獲得したと発表した。2020年に試作品のテストを予定しており、同社のEV市場開拓を後押しすると見込まれる。31日付経済日報が報じた。
デルタは新たに開発する充電器について、固体変圧器技術を利用したもので、10分以内の充電でEV高速車が約288キロメートル走行できると説明。米エネルギー省のEV普及目標の達成に貢献するとコメントした。
デルタは近年、EV市場での展開を進めており、現在の売上高構成比は1~2%にとどまるものの、今年上半期の売上高は前年比で倍増している。
海英俊董事長は、既に米国の自動車大手3社、欧州のメルセデス・ベンツとBMW、日本と中国の大手自動車メーカーと接触し、うち米国大手と中国の上海蔚来汽車(NIO、ニーオ)から受注を獲得したと明らかにした。
なお海董事長は今年、利用する自動車を米テスラのEVに乗り換えている。
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