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三井不動産、敦化北路に直営ホテル


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年8月31日_記事番号:T00079023

三井不動産、敦化北路に直営ホテル

 三井不動産は、台北松山空港近くの台北市敦化北路で、台湾3軒目となる直営ホテルを展開することで30日、建設最大手、国泰建設(キャセイ・リアル・エステート・デベロップメント)と協力覚書(MOU)を結んだ。31日付工商時報などが報じた。

 同ホテルは、国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)の敦化北路の支店の土地を国泰建設が再開発して建設するもので、三井不動産は20年間のリース契約で直接運営する。地上14階、地下3階建てで、客室数は185室、2024年の開業を目指す。松山空港から徒歩6分の位置で交通の利便性が高く、敦化北路周辺のビジネス客などの宿泊需要を見込む。

 三井不動産は台北市内で「忠孝新生ホテル」と「中山忠孝ホテル」(共に仮称)の開業を目指しており、敦化北路のホテルは3軒目の直営ホテルとなる。同社は近年、商業施設の「三井アウトレットパーク」や住宅の「三重中興橋プロジェクト」など、台湾事業を大きく加速させている。

 三井不動産が国泰建設と提携するのは初めて。国泰建設の林清樑協理は「今後も提携を行う可能性がある。台湾でより多くの素晴らしい不動産体験を創造することを期待している」と語った。