ニュース 商業・サービス 作成日:2018年8月31日_記事番号:T00079024
台北市を中心にホテルを展開する天成飯店集団は30日、台中市西屯区で運営する「天成文旅-回行旅」について、あす9月1日より営業を停止すると発表した。建物を所有する精匠建設が同物件を第三者に売却し、租借契約が打ち切られたためで、天成飯店集団は「経営悪化が理由ではない」と強調した。31日付工商時報が報じた。
天成飯店集団は2016年にデザインホテルの「天成文旅(コスモス・クリエーション)」ブランドを創設。同年、嘉義市に「天成文旅-絵日之丘」、台中市に「天成文旅-回行旅」をオープンし、今年7月には台北市に「天成文旅-華山町」も開業した。
台中市の「天成文旅-回行旅」は15階建てで客室数100室。オープンからこれまでの1年半で客室稼働率と平均宿泊料金は徐々に上昇し、売上高も増加、黒字化を果たしたところだったという。なおホテル名の「回行旅」については商標権を精匠建設が保有するため、今後、同名のホテルがオープンしても天成飯店集団とは無関係とコメントした。
天成飯店集団は台中市で新たにホテルを開設する計画で、既に着工しており、22年の営業開始を予定している。
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