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王品集団、「ひとり飯」ブランド強化


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年8月31日_記事番号:T00079025

王品集団、「ひとり飯」ブランド強化

 外食大手、王品集団は、一人で食事を取る「ひとり飯」の需要に対応し、今年オープンしたミニ鍋料理店「12MINI」と鉄板焼き店「禾楽」の展開を強化する方針だ。31日付経済日報が伝えた。

 王品集団は、独身者や晩婚の増加でひとり飯需要が増加するとみて、先手を打つ。12MINIでは、豚肉鍋を130台湾元(約470円)と、手ごろな価格で提供する。

 鍋料理と鉄板焼きは台湾外食業界で庶民料理の代表格で、12MINIは「三媽臭臭鍋」、禾楽は「大埔鉄板焼」という既存チェーン店の牙城に挑戦する。

 証券会社は、「鍋料理と鉄板焼きは市場が大きいが、外食大手による業界再編がなかった。12MINIと禾楽がトップブランドになれれば、1店舗当たりの利益は少なくても、大規模展開で利益を得られる」と有望視している。

 王品集団の株価は最近下落が続き、6月に株価が100元を割り込んだ。31日時点で、78.6元まで下落している。