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中古住宅8月取引6.7%減、中南部の豪雨影響【表】


ニュース 建設 作成日:2018年9月3日_記事番号:T00079045

中古住宅8月取引6.7%減、中南部の豪雨影響【表】

 不動産仲介大手、信義房屋の8月の中古住宅物件取引件数は前月比3.8%減少、前年同月比6.7%減少した。同社の曽敬徳不動産企研室専案経理は、23日以降中南部で熱帯低気圧などによる豪雨が続いたこと、自動車や住宅など大きな買い物には縁起が悪いとされる旧暦7月の「鬼月」(2018年は8月11日~9月9日)に入ったことを原因に挙げた。1日付経済日報が報じた。

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 6直轄市のうち、台中市、台南市、高雄市は大雨の影響から、8月中古住宅物件取引件数がいずれも減少した。減少が最も顕著だったのは台中市で、前月比23%減、前年同月比33%減となった。台南市は前月比19%減、前年同月比2%減、高雄市は前月比5%減、前年同月比3%減だった。

 一方、北部の台北市は前月比7%増、前年同月比2%増と安定的に成長した。新北市は前月比8%減で前年同月比1%増、桃園市は前月比7%増で前年同月比2%減だった。

 住商不動産の徐佳馨企画研究室主任は、不動産市場の今後の見通しについて、11月の統一地方選挙や、年金制度改革などの影響で停滞すると予測した。