ニュース 社会 作成日:2018年9月3日_記事番号:T00079058
宜蘭県の海岸で2日午後、約2時間の間に相次いで3件の事故が発生し、5人が死亡、1人が行方不明となっている他、1人が負傷した。そのうち南澳郷の砂浜「神秘沙灘」で起こった2件では、サンドバギーに乗っていた観光客など5人が高波にのまれた。3日付中国時報が報じた。
宜蘭県消防局は同日午後3時過ぎ、「神秘沙灘」の海岸線でサンドバギーツアーを楽しんでいた夫婦、および案内役の男性1人が高波にのまれたとの通報を受けて出動し、救助活動を行っていたところ、5時過ぎにも同海岸の北側で40歳の母親と10歳の息子が波にのまれる事故が発生した。
捜索の結果、サンドバギーに乗っていた夫婦のうち夫、海岸北側で波にのまれた親子が発見されたが既に死亡が確認された。また、夫婦のうち妻とみられる女性の死体が発見された。案内役の男性はまだ見つかっていない。
また同時間帯に「神秘沙灘」から北へ約20キロメートルの南方澳の海岸でも溺れた娘を助けようとした父親が溺死した。
中央気象局・宜蘭観測所によると、ここ数日、台湾北東部の海岸では、台風21号(アジア名・チェービー)の影響とみられる高波が発生しているが、台風接近時に比べ波に気付きにくいと指摘。市民に注意を呼び掛けている。
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