ニュース 電子 作成日:2018年9月4日_記事番号:T00079063
米アップルが12日に発表するとみられるスマートフォン「iPhone」新製品に搭載するプロセッサー「A12」と、中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が10月16日に発表予定の旗艦スマホ「Mate 20」に搭載するプロセッサー「麒麟980(Kirin 980)」はそれぞれ台湾積体電路製造(TSMC)が受注したとされており、TSMCの7ナノメートル製造プロセスは第4四半期にウエハー投入枚数が大幅に増加する見通しだ。4日付経済日報が報じた。
TSMCはA12を独占受注したとされる。6月末に7ナノプロセスでA12の試験生産を開始しており、第4四半期に大量に生産するとみられる。
Mate 20は中国、欧州での売れ行き好調が期待されている。これにより、TSMCの7ナノプロセスは第4四半期から来年第1四半期にかけてウエハー投入枚数が大幅に増加すると予想されている。
市場調査会社、ガートナーの統計によると、ファーウェイの第2四半期スマホ販売台数は4,984万6,500台と前年同期比38.6%増加し、シェア13.3%でアップルを抜き初めて世界2位に浮上した。アップルの第2四半期スマホ販売台数は4,471万5,100台で前年同期比0.9%増、シェア11.9%で3位に転落した。
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