ニュース 電子 作成日:2008年6月4日_記事番号:T00007907
義隆電子(ELAN)傘下のタッチパネルメーカー義発科技(イーランテック・デバイシズ)は、米シナプティクスを相手取り起こした特許侵害訴訟でカリフォルニア州連邦地裁が特許使用の差し止めを命じる仮決定を下したことを受け、業績拡大が見込まれている。4日付蘋果日報が伝えた。
特許侵害訴訟は、米シナプティクスが義発科技の「マルチフィンガー技術」を侵害したかどうかが争点となり、3月に特許使用の差し止めを命じる仮決定が出た。
義隆電子の葉儀晧董事長は「シナプティクスのノート型パソコン、携帯電話端末の顧客に通知済みだ。今後シナプティクスとその顧客はタッチパネル技術を使った製品の生産販売ができなくなるので、発注先の乗り換えが見込める」と述べた。
葉董事長は「5~6月の営業収入は4億台湾元(約14億円)余りを維持し、7月から伸びを見込む。8月にはデジタルフォトフレームや中国の携帯電話端末などの出荷増で単月で5億元の販売を見込む。年末にかけて月間売り上げは伸びる」と予測した。
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