ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台北101が役員改選、新董事長に張学舜氏


ニュース 建設 作成日:2018年9月4日_記事番号:T00079073

台北101が役員改選、新董事長に張学舜氏

 台北市の超高層ビル「台北101」の運営会社、台北金融大楼(台北フィナンシャル・センター、TFCC)は3日、臨時株主総会で役員選挙を行い、新たな董事13人、監察人4人が選出された。董事長には、董事会の推挙により、円山大飯店(グランドホテル)前董事長の張学舜氏が就任した。総経理は引き続き張振亜氏が務める。4日付経済日報が報じた。

/date/2018/09/04/10taipei101_2.jpg新董事長の張氏。民進党員でかつて立法委員を務めたことがあり、政界、経済界に人脈があるという(中央社)

 TFCCの役員改選は今年末に実施される予定だったが、伊藤忠商事によるTFCCへの出資手続きが早期に完了したこと、かつ政府系株主の出資比率が過半を占め、董事長と総経理の指名権を保持する状況に変更がないことから、前倒しで実施された。

 今回の改選で董事13席のうち、兆豊金融控股(メガ・フィナンシャル・ホールディング)、中華電信、台湾証券交易所(台湾証券取引所、TWSE)の政府系株主が計7席、伊藤忠が5席、中国信託商業銀行(CTBCバンク)が1席を獲得した。監察人は政府系株主が3席、伊藤忠が1席となった。任期は2021年9月2日まで。