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和牛効果、外食業者の業績好調


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年9月4日_記事番号:T00079074

和牛効果、外食業者の業績好調

 昨年9月に日本産牛肉の輸入が解禁されて以降、和牛料理を提供する外食業者の業績が好調だ。4日付経済日報によると、焼き肉店などを展開する乾杯集団(カンパイ・グループ)は、日本産牛肉の輸入解禁直後の昨年第4四半期に55%の増収を記録。外販事業の乾杯食品は同期の和牛販売量が11.5トンに達した。

 台北晶華酒店(リージェント台北)は、和食レストラン「三燔本家」やステーキ店、鉄板焼き店などが昨年第4四半期に約20%の増収を達成したほか、現在でも前年同月比10%の増収が続いている。

 国賓大飯店(アンバサダー・ホテル)も「国賓粤菜庁」「国賓川菜庁」「A CUT牛排館」「明園西餐庁」「Ahmi cafe」がいずれも和牛メニューを提供している。国賓大飯店は毎月「ふらの和牛」24頭を輸入している。和牛効果で国賓大飯店の外食部門は10%前後の増収を記録した。

 日本経済新聞が伝えた日本財務省の統計によると、今年上半期の日本の牛肉輸出量は前年同期比44%増の1,544トンで、うち台湾向けは322トンだった。台湾は輸出量全体の約2割を占め、香港を抜いて日本産牛肉の輸出先トップに浮上した。