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卒業1年以内に転職、新社会人の44.8%


ニュース その他分野 作成日:2018年9月4日_記事番号:T00079080

卒業1年以内に転職、新社会人の44.8%

 労働部が過去5年間の大学・専科学校以上の卒業生を対象に行った調査で、卒業後1年以内に44.89%が転職していたことが分かった。4日付工商時報が報じた。

 求人求職情報サイト、yes123求職網によると、新社会人の離職理由は「給料が仕事量に見合わない」が最多の4割を占め、その他は、▽スキルが身に付かない▽ストレスが多い▽業務内容が想像と異なった──などがある。

 卒業後1年以内の男女別の転職率は、男性が40.52%、女性が47.05%と、女性の方が高かった。

 性別による転職率の差についてyes123求職網は、男性は大学や専科学校で理系を専攻し、ハイテク企業に進む割合が高く、一方女性は文系を専攻し、人材流動性の比較的高いサービス業に就く割合が高いためと分析した。

 また、労働部の調査によると、新社会人の業種別の平均給与は、金融保険業が最も高く4万4,085台湾元(約15万9,000円)だった。次いで製造業が4万928元、電力・天然ガス供給業が4万664元だった。一方、宿泊・飲食業は2万8,297元で最も低かった。