ニュース 電子 作成日:2018年9月5日_記事番号:T00079090
半導体検査用部品メーカー、中華精測科技(CHPT)は、きょう5日から7日にかけて台北南港展覧館で開催される半導体業界の展示会、「台湾国際半導体展(セミコン台湾)」で半導体検査用プローブカードの次世代製品を出展するほか、ロケットや宇宙船の開発・打ち上げなどを手掛ける米国の民間宇宙ベンチャー、スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)社との提携により開発した人工衛星向け通信用プリント基板(PCB)を発表すると観測されている。5日付工商時報が報じた。
CHPTは昨年、米国の宇宙開発関連企業と戦略提携を結んだとの観測が浮上していたが、提携先について証券会社は、電気自動車(EV)世界最大手、米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が立ち上げたスペースXだと指摘している。
CHPTはスペースXとの提携を受けて2019年より人工衛星向けPCBの少量生産を開始、20年に量産に入るとみられている。また規模と需要の拡大に応じ、16億5,000万台湾元(約60億円)を投じて桃園市に新たな経営本部を設置する計画で、19年第3四半期の運用開始が見込まれている。
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