ニュース 電子 作成日:2018年9月5日_記事番号:T00079091
鴻海精密工業傘下のプリント基板(PCB)最大手、臻鼎科技控股(ZDT)の中国子会社、鵬鼎控股(深圳)は4日、深圳証券取引所へのA株上場に向けたオンライン説明会を行い、新規株式公開(IPO)による資金調達額を36億人民元(約590億円)と見込んでいることを明らかにした。調達額は業界の予測範囲内だった。5日付経済日報が伝えた。
新株の公募価格は1株当たり16.07人民元と決まった。上場後の時価総額は1,650億台湾元(約6,000億円)以上となる見通しだ。上場時期は中秋節(2018年は9月24日)前となりそうだ。
鵬鼎の株価収益率(PER)は22.9倍なのに対し、中国株式市場でのPCB銘柄の平均は44.2倍で上場後の株価上昇が予想されている。
ZDTの沈慶芳董事長は「鵬鼎は582件の特許を保有している。資金調達後、業界での地位を固め、国際的に影響力を持つPCBメーカーを目指す」と表明した。
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