ニュース 機械 作成日:2018年9月5日_記事番号:T00079098
ノートパソコンなど受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は、自社開発した無人搬送車(AGV)の外販を目指しており、今年11月の出荷を予定している。5日付経済日報などが報じた。
同社は当初、自社工場の自動化を目的にAGVを開発。過去2年間、グループの4カ所以上の工場に投入して使用実績を積んできた。今後は他社の工場や倉庫向けに販売し、新たな収入源とする構えだ。
市場調査機関によると、AGVの市場規模は2020年段階で26億米ドルに達する。アマゾン・ドット・コムなど大手インターネット販売業者は既に自前のAGVチームを保有しているため、コンパルは中規模以下の倉庫・物流業者に狙いを定め、欧州市場の開拓に力を入れる。
電子機器の受託生産メーカーでは、広達電脳(クアンタ・コンピューター)グループもロボット開発に注力しており、傘下の広明光電(クアンタ・ストレージ、QSI)は今年、ロボットアームの出荷が2,000本に達して、同業務で利益計上が始まる見通しだ。亀山工場(桃園市)での生産拡大で、来年、ロボットアームの出荷倍増を目指している。
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