ニュース 社会 作成日:2018年9月5日_記事番号:T00079108
嘉義県の故宮博物院南部院区(故宮南院)は4日、2019年度の運営計画を発表した。新たなコンセプトとして、「地理大発見時代の東アジア地中海概念における台湾フォルモサ」を掲げた。中国と台湾を東アジアの一部ととらえる東アジア史観を柱とする指導要領の改訂に沿ったものだが、最近論議を呼んだ故宮博物院の「台湾化」には触れなかった。5日付聯合報が伝えた。
故宮南院のコンセプトはこれまで曲折を経てきた。01年に故宮南院の建設計画が示された際のコンセプトは「アジア文化芸術博物館」だったが、入館者が伸び悩んだことを受け、林正儀・前故宮博物院長は国宝や文化財の修復をテーマにした展示を中心に据えた。今回の見直しは陳其南新院長の就任に伴うものだ。
故宮博物院は変更の背景について、BOT(建設・運営・譲渡)方式による周辺開発の契約解除で、故宮南院の敷地全域の総合的な計画が可能になったことに沿ったものだと説明した。
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