ニュース 社会 作成日:2018年9月6日_記事番号:T00079134
教育部の統計によると、台湾では私立の小学校に通う児童が過去最高の約3万6,000人に達した。こうした中、裕福な家庭が子どもに貴族さながらの生活をさせている実態が論議を呼んでいる。
6日付蘋果日報によると、台北市内の高級幼稚園での出迎え時間帯には、30分以内にポルシェ3台、ベンツのSUV(スポーツ用多目的車)2台、BMWのSUV2台が次々と訪れた。中には子どもの誕生日パーティーに20万台湾元(約72万円)を投じる親もいるという。
台中市に住む母親は娘を中国語と英語の2カ国語教育を行う小学校に通わせている。学費は1学期で12万元かかるという。母親は「学費が高ければ、同級生がふるいにかけられる。公立学校では良くない習慣や暴力性がある児童がいて、子どもがいじめられかねないと考えた」と話した。
同紙は「上流社会に入るために、満点を取らなければならないプレッシャーがある。しかし、親が子どもの能力を考慮しなければ、子どもの挫折を招く」と評した。
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