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ロシア人に14日間ビザ免除、観光誘致狙う【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年9月7日_記事番号:T00079150

ロシア人に14日間ビザ免除、観光誘致狙う【図】

 外交部は6日、来年7月31日までロシア人に対する14日間のビザ免除措置を即日実施すると発表した。観光客の誘致を多角化する狙いがある。7日付聯合報が伝えた。

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 交通部観光局と円山大飯店(グランドホテル)は年内にロシア人向けのパッケージツアーを4回催行する。第1陣は今月18日に台湾入りする予定だ。コースは北海岸、墾丁などを計画している。

 ロシア人へのビザ免除は、中台関係の冷え込みによる中国人観光客の減少を補う狙いもある。呉宏謀交通部長は今年7月、「新たな観光客誘致先を開拓するため、毎年3,000万人が海外に出掛けるロシアを最初のターゲットにする」と発言していた。

 観光局によると、タイには毎年100万人のロシア人が訪れているほか、ベトナムや中国海南島も人気だという。現在台湾を訪れるロシア人は年間1万人未満で、うち3割は展示会に出店するビジネス関係者が占める。今後は観光面でも売り込みを強化していく構えだ。ただ、台湾とロシアには直航便がないなど、観光客誘致には課題が残されている。