ニュース 金融 作成日:2018年9月7日_記事番号:T00079153
金融監督管理委員会(金管会)が6日発表した統計によると、台湾の▽銀行▽保険会社▽証券会社▽ファンド投資家──の東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10カ国へのエクスポージャーは計1兆5,304億台湾元(約5兆5,000億円)に上る。7日付経済日報が報じた。
銀行のASEAN10カ国へのエクスポージャーは6月末時点で8,200億元、保険会社は4,815億元、証券会社は368億8,100万元、ファンド投資家は7月末時点で1,920億4,700万元に上る。
ASEANをめぐっては、インドネシアルピアが年初来、対米ドルで9%以上下落していることを受け、エコノミストの謝金河氏がこのほど、ルピア下落が続けば1997年のアジア通貨危機と同様の危機が起きる可能性があると懸念を示していた。
一方、台湾資本の銀行の海外拠点487カ所で、上半期に得られた税引き前利益は計317億元で、前年同期比17%増加した。うち香港が165億6,000万元と最大で、これに米国の42億2,000万元、中国の35億3,000万元が続いた。政府が推進する「新南向政策」の対象となる18カ国・地域は7.6%増の37億9,000万元、ASEAN10カ国は0.9%増の31億元だった。
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